トップページ > 用語解説 > 勾配天井(スロープシーリング)

勾配天井(スロープシーリング)


tag : [ ]


 建物の最上階(2階建ならば2階)の天井を屋根の勾配を利用して、勾配なりに仕上ることで、タテ方向に開放的な空間ができるので、近頃では人気のある形態です。

 

 しかし、気を付けないといけない点があります。1つは断熱・遮熱性能です。きちんと断熱材の施工ができる空間を確保してあるか?通気層はちゃんと確保できているか?などのチェックが必要です。もう1つは構造的な問題です。勾配天井にすると、耐力壁を押さえ込みちゃんと機能させるための「水平構面」が必要です。火打ち梁の補強や、登り梁に厚合板を張って補強するなどの、適切な措置が取られているかをチェックしましょう。

 

 剛性とは一言で言うなら変形のしにくさということを意味します。

用語集タグ一覧

[全て見る] [構造] [木造] [軸組] [ツーバイフォー] [温熱] [制度]

 

cta1 cta2 cta3
ページの先頭へ