めだか

2017年8月23日 更新

私の住むマンションは、犬、猫のペットが禁止です。
子供たちは猫などペットを飼いたいと願っていますが、ペットを飼うには引っ越しするしかない。
その気もないので、事実上 犬、猫を飼うことは不可能です。
でも、生き物の世話や生死を体験することも経験上ないよりはあったほうがいいと思う。
私自身は子供のころ、鯉、亀、インコ、ウサギ、犬を飼っていたことがあります。
中でも犬は散歩をさせたりと世話するのもなかなか大変でしたが、可愛さもあるのでそれ程苦ではなかったと懐かしく思い出します。

どうしてもペットを飼いたいわが子が、学校からめだかを分けてもらうことになりました。

私もめだかは飼ったことがありません。

とりあえず水槽を買い求め、めだかを飼うことになりました。

小魚といえども生き物です。
結構いろいろ世話することもあり、めだかも侮れない。
水槽の水換えなど、結局 私と嫁がやっています。
子供はというと餌やり。
そのうちちゃんと世話の仕方を教えなくてはと思うこの頃です。

仕事から帰宅し、晩御飯を食べた後、ぼーと水槽を眺めていることが多くなりました。
10匹のめだかが小さな水槽の中をちょろちょろ泳いでいる。
「何を考えてそんなに忙しそうに泳いでいるのか…、いや、めだかはたいして何も考えていないはず。小動物が人間のように思想、思考をもつほどの脳は持ち合わせていないだろう…。」
と、頭の中でブツブツつぶやいています。
また、つまらないことで脳でエネルギーを消費してしまった。
と、思っていても
「ちょっと水槽小さいかな?狭いか? いや待てよ。自分とのスケール対比で言ったらこの家よりめだかの水槽のほうが広いのでは…。贅沢な魚だ。」
と、また頭の中で呟ている。
人間は、ぼーとしていても何か考えている生き物のようです。
普段は構造計算で数字を追いかけている仕事ので、いいクールダウンなのかもしれません。

 

水槽を泳ぐ小魚をぼーと眺める。
お勧めのリラクゼーションですよ。

 

執筆者

S.K

 

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