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新入社員 吉阪由比の住宅設計奮闘記

 

由比
初めまして。9月から始まった新コンテンツ、「新入社員 吉阪由比の住宅設計奮闘記」の主人公の由比です。この物語は、私の家族である吉阪家を中心に、住宅設計の過程を見ていく物語です。ひょんなことから新しい家を建てることになった吉阪家が直面する住宅設計の様々な事を、工務店様、設計の方を始め、色々な方を巻き込んで垣間見ていくので、エンドユーザー様から業界の方まで楽しめる内容になっています。お楽しみください♪

登場人物

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吉阪 研吾(50)

父:サラリーマン・理工系卒・宇宙にロマンを求めるロマンチストな反面、
規則に厳しい頑固なお父さん 

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吉阪 壇(46)

母:主婦・美大卒・感性に従った自由な発言で家族を振り回す時もある、
お気楽お母さん

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吉阪 由比(22)

姉:新入社員・建築学科卒・考えるより先に言葉が飛び出す、おっちょこちょいな新米構造設計士

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吉阪 廣(17)

弟:高校生・普通科・言葉は少ないが本質を突く(怖いもの知らずな)
発言が光る高校生 

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塚本 隆正(50)

工務店のおじさん:工務店に勤める研吾の友人で、設計も現場も分かる頼れるおじさん。

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西沢 一男(51)

研吾の友人。建築・インテリアが好きで、持ち物には人一倍こだわる広告プランナー。

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西沢 忠雄(21)

建築学科で意匠系を専攻する大学生。専攻はRC。建築探訪が趣味。

-プロローグ-

 吉阪由比は、新しいものや流行に乗るのが好きである。俗にいうミーハーなのだが、由比に言わせれば、これは、アンテナの感度が良く、また探査領域が広いことなのだと、親しい友人に真顔で説明するのだが、決まって、「真面目か!」とツッコミを受けるのが、悔しいところである。

 そんな由比の家族は、両親と弟の4人家族。現在は父である研吾の父親、すなわち由比の祖父が建てた一戸建てに住んでいる。小さいころはマンションやアパートに住んでいたが、由比の誕生や、弟、廣の誕生に伴い、転居した。

***

 由比としては、祖父の建てた、今では伝統木造と呼ばれるようなこの建物が、物心ついた時から好きだった。

肌に触れると優しく温度を伝えてくれる、木の独特な感触が好きであった。そんな由比の大好きな家も築年数を重ねるにつれ、あちこちで悲鳴をあげており、休日返上で父が日曜大工ならぬ、日曜業者に扮して修繕を行っているが、それも、もぐらたたき状態。こっちを直せば、あっちが壊れの繰り返し。父がこの状況を打破すべく、ひそかにリフォームや新築を勘案しているのをひょんなことから知ってしまったが、資金や時間、家族の将来を考え、なかなか前に進めないでいる父をもどかしく思っていた。

「いつかみんなの夢をかなえられるような自身の家を持ちたい」という父の夢は、いつしか由比の夢にもなっていた。

 そんな思いが昔からあったせいか、学生時代から建築を学び、今年から構造設計事務所に勤めることになったのは必然だったかもしれないと、由比は感じていた。自分や父と同じ思いの人の手助けをしたい、縁の下の力持ちになれればと、構造設計を志した。

***

 ようやく仕事にも慣れてきた9月のとある休日。

いつものように、父が慣れた手つきと見慣れた風貌で修繕を行っている場面に由比が帰宅したところから、吉阪家が、隣人や友人、職場の人達などを巻き込んだ、まだ見ぬ家づくりの物語は始まるー。

 

 

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