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新入社員N.Oによる夜景レポートvol.1 ~横浜編~

2016年12月13日 更新

 4月に入社した新入社員のN.Oです。事務所に来てから、早いもので8か月目を迎えました。それもそのはず、気が付けば世間は既にクリスマスムード一色の12月に突入しており、年々、時間経過の体感速度が増すことを痛感している毎日です。
さて、今回のブログテーマですが、前回のブログで休日の過ごし方の1つに「写真撮影」を上げたこともあるため、ここでは「夜景レポートvol.1」をお届したいと思います。(展覧会レポートvol.2はまた次回以降?!)
なぜ夜景を選択したのかを簡単に説明すると、弊社のカメラ好きから構成されるカメラ部ではなく写真部の12月課題が「夜景」であるからです。早速、その課題作品作りに夜の街へ出発。

今回の夜景レポートのロケーションに選んだのは、横浜のみなとみらい地区。みなとみらい線の日本大通り駅で降りて、向かうは通称「キングの塔」で知られる神奈川県庁本庁舎。

 

king
「神奈川県庁本庁舎」

 

ライト様式とされる和洋折衷様式が目を引く圧倒的な存在感が特徴的な、みなとみらいを代表する建築です。キングの他、クイーンこと横浜税関、ジャックこと横浜市開港記念会館もあります。多くの人が目にしたことがあると思いますが、この三塔を一度に視界に収めることができるスポットもあるので、ぜひ探してみてください。

続いては、道路を挟んで海側とは逆に進んだところにある、

ミュージックレストラン「Alte Liebe」。

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「ミュージックレストラン Alte Liebe」

 

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「銀杏の絨毯」

 

値段はお高いですが、食事中にバイオリン等の生演奏があり、非日常を味わるレストランです(しっかりリクエスト代は取られますが(笑))。ぜひ、襟付きのドレスコードで記念日等に訪れてみては如何でしょう。建物近辺に配置されている街頭に照らされた銀杏並木も綺麗で、秋の終わりから冬の初めは黄色い絨毯が観光客を出迎えます。

再び海岸側へ移動し、通称「クイーンの塔」こと、横浜税関。

queen
「横浜税関」

 

横浜を見守るイスラム風の塔の存在感が、夜は特に目を奪います。税関として機能もしながら、横浜港の目印としても活躍してきたに違いありません。

クイーンの塔の眼下には、現在は遊歩道として山下公園から横浜税関の足元まで延びている「山下臨港線プロムナード」。この遊歩道は歴史が古く、旧国鉄時代の貨物列車用に引かれていた高架線を利用した遊歩道です。高架下にも、赤レンガ倉庫の横から続く貨物船の線路を確認することができます。詳細な歴史はウェブや本に譲りますが、ペリー来航から外国文化が入ってきた横浜で、戦中~戦後、その後も物流の拠点となった時代背景を想像しながら歩くと、見える景色も一段と感慨深いものになるのではないでしょうか。みなとみらいに来たら必ずこの遊歩道を歩くくらい、個人的にはお気に入りの場所です。

 

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「山下臨港線プロムナード」

 

遊歩道から横浜港を眺めたら、いよいよフィナーレへ。横浜夜景の全景を眺められるスポットへ移動です。横浜の海の玄関口、大さん橋の入り口からの景色です。本当ならば、大さん橋からの景色を紹介したかったのですが、時間の関係で断念。またの機会に譲ります。横浜の人が横浜が大好きな理由は、この景色を見ればわかる気がしませんか。

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「横浜夜景01」

 

横浜夜景の旅、最後はド定番のコスモクロックを入れた夜景で締めくくりです。

minatomirai02
「横浜夜景02」

 

海岸から見る歴史あふれる横浜港と双璧をなす、近代建築群の夜景。ビル群で休日のこの時間(20時頃)までは働く人々に頭を下げつつ、人の灯すライトが横浜の夜景を創っていると思うと、考えさせられます。

夜景レポート、如何でしたでしょうか。見慣れた街並みや風景も、夜になると昼とは違った表情を見せてくれます。横浜に限らず、都市計画は夜景を意識して設計されたものではないのが大半だと思いますが、時間や歴史の経過を経て今の景色が作られていると考えると、より一層、人の記憶に残るのでは無いでしょうか。

 

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