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皆さんはどんな腕時計を持っていますか?

2014年7月18日 更新

 男性のお洒落は、靴と鞄と腕時計の3つだと言われています。
 (↑いつの時代???)
 私も昔に若気の至りで、タ○・ホ○ヤーやロ○ック○を手にいれましたが・・・どちらも直ぐ手放すことになりました。(泣:(笑):泣)
 今はアウトドア派な行動と水遊びが高じて、●-SHOCKに落ち着いています。
今回、”季節は夏”・・・”夏といえば水遊び”・・・ということで(・・・どうゆうこと???)腕時計フリークには、かかせない防水機能について一言。

 

★腕時計の防水機能って?(水泳のクロール時の水圧は約13気圧ある)
 多くの方が使用している防水機能の付いた腕時計ですが、その防水機能について、なんとなく分かっていても、詳しくは分からないという人も多いハズ。
腕時計には、非防水、3気圧、5気圧、10気圧、20気圧と色々防水性能の違いはありますが、皆さんは水道の蛇口の水圧って、何気圧あるかご存知でしょうか?
ザーッと出ている時の水の勢いは、約7気圧、水泳でクロールや平泳ぎの時に手で水をかきますが、このときの水圧は約13気圧と言われています。
(水中で腕時計を振り回したりすると、かなりの圧力がかかるのです)
腕時計の防水基準はまったく水流のない容器の中に時計を沈めて、徐々に圧力をかけて検査します。
気圧表記はあくまでも静止した状態での防水性という事を頭に入れておきましょう。
また、WATER RESIST ○○BAR(○○気圧防水)などと書かれた時計がありますが、これは静止した状態で、表記された気圧に対して防水性がある事を意味しています。
(ちなみに、気圧ではなく、m(メートル)表示された物もありますが、日本のJIS規格においては、この表示が出来るのはダイバーズウォッチのみ。
但し、海外製品は規格が違うため、ダイバーズウォッチ以外でも、m(メートル)表記している物もあります)
これを踏まえて、一般的には、以下の通り10気圧防水から、素潜りや水上スポーツ等で使用可能とされているので、最低でも10~20気圧防水以上の表記がある物がオススメです。
★非防水の時計
 この腕時計は裏蓋がプラスチック製で爪などで簡単に開くようなおもちゃの時計で、まったく防水機能はありません。
水や湿気には気をつけて下さい。
★3気圧防水(良く目にする日常生活防水)
 日常生活での汗や洗顔のときの水滴、雨などに耐えられるもの。
水仕事、水上スポーツ、素潜り(スキンダイビング)や潜水など、水圧の変化が激しい等の条件では使用出来ないので、あくまで簡易な防水機能と言えます。
★5気圧防水
 水に触れる機会の多い水仕事や、軽い水上スポーツにも使用可能。
素潜り(スキンダイビング)などには使用出来ない。5BAR以上の防水時計でも、水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないように注意しましょう。
(ほとんどのファッションウォッチ・ビジネスウォッチが3気圧~5気圧に該当します)
★10気圧防水
 この腕時計は洗い物などの少々の水仕事や、軽い水遊び程度ならまず問題ありません。
★20気圧以上ある防水時計
 この時計はいわゆるスポーツウォッチやダイバーウォッチと呼ばれるものですので、マリンスポーツや本格的なダイビングにも耐えられます。
(あくまでも常温の水に対する防水です)
(ちなみに海外モデルの●-SHOCKは200m、国内モデルには20BARと表記されています。
高級ブランドウォッチの中には300m防水、600m防水、1220m防水、2000m防水などもあります)

 

 なお、水滴がついた状態でのボタン操作は推奨されておらず、パッキングの劣化や天候など、様々な条件によって防水効果に差が生じてしまう事もあるので、定期点検や、使用後は真水で洗うなどのメンテナンスも忘れない様にしましょう。
現在は、タイドグラフの機能が付いた物やデザイン性の高い物、薄型で軽量の物など、様々な特徴を持った防水時計が発売されているので、ご自分の用途にあった時計選びに、役立てていただけたら幸いです。

 

ふ~ん・・・な話題
 腕時計の防水について/10気圧防水と100m防水の違い
 「100m防水と10気圧防水は違う」事を、分かり易く、解説したいと思います。
まず「10m水中に潜ると1気圧腕時計にかかります」よって「100m潜ると10気圧」になります。
(10気圧≠100mは、まったくイコールではない)
となると、「100m防水も10気圧防水も同じ意味ではないのか?」そう思われてもおかしくありません。
その違いを分かり易く言うと「100m潜る事が可能」と「10気圧かかっても大丈夫」の違いです。
例えば「3気圧防水」ですが、この3気圧防水は「日常生活防水」の事、つまり洗顔や小雨程度での使用を前提としています。
前述の話から3気圧防水なら30m潜っても一緒のはずですよね。
では水深30mは日常生活か?となります。 
(どんな日常なんだ~!)
これはおかしいです。
ここが「3気圧かかって良い!」と「30m潜っても良い!」の違いです。
3気圧=30m、この「3気圧防水」というのは腕時計を何時間もかけて30mまで、静かに沈めてこそ、3気圧なのです。
沈めるのに速度があると3気圧は30mどころか、数十センチでも3気圧がかかります。
では、水道の蛇口を目一杯開いて、その下に腕時計を置けば、これで約7気圧、プールでクロールや平泳ぎの時、水をかき分ければ、約13気圧です。
(気圧の数値はあくまで目安です)
「ようは水中でもじっとしているのと、動くのでは圧力は全然違う」と言う事が伝えたかっただけです。
つまり「10気圧防水は10気圧がかかってもOK!」と言う事で、言い換えるとするならば「10気圧までにしか耐えられない!」ですね。
「100m防水はそこまで潜って動いてもOK!」って違いです。
 

 参考までに。

 

執筆者

S,I

 

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