2014年の夏は、暑い日が続きますね。
さて、「F値」です。
耐震診断の靭性指標 F
液状化の安全率指標 F1
剛性率Fsと偏心率Feとで算出する形状係数Fes
でもなく。(しつこいですよね)
構造関係者には全く関係のない、写真を撮るときの「絞り値」でして、レンズを通るときの光の量と関係するものだそうです。
詳しい構造は、わからんのですが、効果としてはピントが合う範囲が変化することです。
この数値が小さいと、ピントが合う範囲が狭くなり、結果てきにボケてみえる部分が出やすくなるわけです。
自分が普段使っている目は、焦点を無意識に合わせています。
たとえば、広い範囲を見たい場合は、
「よし、全体にピントを合わせて、広く見せてあげよう」と、リトルイケダが調整します。
逆に、計算書に没頭しているときは、
「デスク周辺のおもちゃにはピントを合わせない方がいいよね」とリトルイケダが気を利かせるわけですが、意識が気がつかずボケ加減が分かりません。
ところが、カメラはぼやけたイメージをそのまま映して見せてくれます。
技術のある方は、印象的な映像を想像し、F値に反映させて画像を切り取ります。
まさに光と時間を封じ込めるような、魔術師がいらっしゃいますね。
そんな、美しさに魅せられて、自分も試してみたいなと、練習しております。
暑い日差しは、苦しさも生みますが、美しさも生むんだな!なんて、少年の心で、汗かきおじさんは帽子をかぶって、カメラ持って外に出るのです。
近所の散歩道にある手すりが、オブジェ!に見えませんか?
真夏の猫じゃらしが、秋の収穫に見えませんか?
ピントも構図も、まだまだ甘いですが、
美しい色を覗き込んで、データにしまい込んで、自宅にて家族に無理やり見せています。
少しずつでも腕を上げようと思ったりしますね。
「焦点を「絞れ」ば、ピントが合わず、ぶれる部分もありますが、かえって印象的になる」
何でも条件を合わせて、つじつまを合わせるようにする機会が多くなりましたね。
時には、F値をしぼって、単焦点な活動してみても良いかも!です。