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最近のコレクションについて

2022年1月27日 更新

こんにちは、伊藤です。

 

 前回は、アウトドアの話題で冬のキャンプに行ったお話をしましたが、今回はインドアの話題です。
在宅勤務が続いていますが、仕事をする部屋と趣味部屋が一体となってしまっている我が家では、創刊号だけ格安で販売するTVCMでおなじみのD社のビッグスケールモデルや、最近D社と同様なパートワークのマガジンを販売しているA社の24分の1のモデルカーのコレクションで壁面が占領されていてこれ以上コレクションを飾る場所が無い状態になっています。

 そんなわけで、スケールモデルやモデルカー等のコレクションについてはこれ以上増やせないと思っていたところですが、次に私がはまってしまっているコレクションは...

 

腕時計です。

 

 腕時計と言ってもピンキリでスイス製の高級ブランドのR社や月に行った時計で有名なO社のクロノグラフ(ストップウォッチ機能の付いた複雑な機械式時計)は高額で手が出ないので、私がコレクションしているのはネットオークションで手に入れた国産(S社)のビンテージ品や電池切れでジャンク扱いになって格安で手に入る初期のクォーツ時計です。

 

 それでは、夜な夜なポチポチっとして手に入れたコレクションの一部を公開します。

 

 

画像の上段右側から順番に説明します。

 セイコー プレスマチックが3個続きます。  

 プレスマチックの名前の由来は日付の早送りを行う時に、リュウズの内側が六角形の  

 押しボタンになっていて、これを「押す(プレス)」ことで日付の早送りができる機能  

 が付いているので、この名前になったそうです。  

 日付・曜日が夜中の12時に瞬時に変わる(デイトジャストと言います)機能を備えています。

 

 

 

セイコー プレスマチック ハイビート デイデイト 自動巻(手巻き兼用、ハック有)

30石

Cal.5146-5021

S/N.05####

1970年

トノ―(たる)型のケースに昔のテレビ画面のような横長のプラ風防がユニークなスタイル。 現代には無いデザインで気に入っています。

 

Calというのはキャリバー№で中の機械(ムーブメント)の番号です。 S/Nはシリアル№のことでセイコーの場合は6桁の1桁目が西暦4桁の最後の数字(0は1960年か1970年)2桁目は月を表し(10月→0、11月→N、12月→D)で残り4桁は製造の個別識別番号となっています。

 

 

 

 

セイコー ププレスマチック ハイビート

デイデイト 自動巻(手巻き兼用、ハック有)

27石

Cal.5146-5001

S/N.02####

1970年

これも上と同じトノ―型ですが、ケースのサイドのカーブの曲率が異なります。

秒針の先端がオレンジ色のダイヤ型になっているのがお洒落です。

 

 

 

 

セイコー プレスマチック ハイビート

デイデイト 自動巻(手巻き兼用、ハック有)

30石

Cal.5146-7050

S/N.06####

1970年

同じプレスマチックですが、ケースがタマゴ型でベゼルが無くつるっとしたデザインのモデルです。

今では見ない形状で文字盤が黒という点も気に入っています。

 

 

 

 

 

セイコー 150m ダイバー 4thモデル

デイト 自動巻(手巻き機能なし、ハックなし)

Cal.7002-7000

S/N.15####

1991年

4thなのか5thなのか見解が分かれる7002ダイバー、セイコーのダイバーでセカンドやサードモデルに比べてあまり人気が無いようですが、そのおかげで比較的安価で入手できます。

この個体もほぼオリジナルで手に入れましたが、ウレタンのバンドが純正品でなかったのでステンレスのジュビリーブレスに交換しました。

 

 

 

セイコー ロードマチック 

デイデイト 自動巻(手巻き兼用、ハック有)

23石(スクリューバック)

Cal.5206-6100

S/N.35####

1973年

ロードマチックはグランドセイコーやキングセイコーに次ぐ高級機だったそうです。

 

 

 

セイコー ロードマチック スペシャル

デイデイト 自動巻(手巻き兼用、ハック有)

27石

Cal.5216-6050

S/N.44####

1974年

※文字盤のSPECIALがゴシック体のモノが Cal.5216(デイトジャスト機能無)

 

文字盤がすごくキレイで気に入ってますが、 純正ブレスのコマが無くて残念ながら腕に巻く ことができません。

 

 

 

セイコー ロードマチック(ワンピースケース)

デイデイト 自動巻(手巻き兼用、ハック有)

23石

Cal.5606-9000

S/N.8D####

1978年 ワンピースケース(裏ブタが無いタイプ)で防水 性が高いので、キレイな個体が残っていますが、 プラ風防のため傷が付きやすく、これだけキレイ なモノは珍しいです。 皮バンドとの相性が良いタイプです。

 

 

 

セイコー キングクォーツ

Cal.4823-9070-G

S/N.57####

1975年

現代では安物のイメージがあるクォーツ時計ですが、この当時のいわゆるオールドクォーツは高級 品です。特にこのキングクォーツやグランドクォ ―ツと呼ばれたモデルは、現在のキングセイコー やグランドセイコーに匹敵するモデルと言えます。

 

 

 

SEIKO MOD(セイコーモッドと読みます)

※SEIKO Modeficationの略でセイコーの時計 のパーツを入れ替えて自分好みの時計にすること ができます。

ムーブメント(中の機械)はセイコー製ですが、 外装部品(ケースとブレスレット)や文字盤、針 等は中国の通販サイトで購入して自分で組み立てたモノです。

Cal.nh35A

デイト 自動巻き(手巻き兼用、ハック有)

24石

2021年

 

 

 

セイコー エルニクス

デイデイト 電磁テンプ式

Cal.0703-6020 S/N.41####

1974年

電磁テンプ式とは簡単に言うと電池で動く機械式 時計でしょうか。

クォーツに切り替わるわずかな期間にだけ存在し たモノのようですが、私はこの時計に特別な思い入れがあります。 高校入学の時に親父に買ってもらった時計が、このエルニクス(形状は違いますが)だったのです。

 

 

 

セイコー ロードマチック スペシャル

デイデイト 自動巻 23石

Cal.5206-6020

S/N.11####

1971年

※文字盤のSpecialの文字が筆記体のモノが 5206(デイトジャスト機能付)

 

 

 

セイコーチャンピオンン 

カレンダー 860 手巻き 17石

Cal.860

S/N.41####

1964年

紹介した中で唯一の手巻きモデルです。 いまでも日差数十秒で稼働しています。 文字盤のSEIKOの文字が筆記体なのが お気に入りポイントです。

 

 

 

 

以上、腕時計に興味が無い人にとっては、とても退屈な記事だったと思います。 興味のある人に少しでも刺さってくれれば幸いです。

 

 

 

 

 

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