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マティス展

2024年4月15日 更新

先日国立新美術館で開催されているマティス展へ行ってきました。

行こうと思った理由は、南フランスのヴァンスという村にある「ロザリオ礼拝堂」を再現した展示があったからです。

 

この礼拝堂はマティスの「自身の芸術人生の集大成」と言われており、晩年に4年がかりで作成したそうです。

切り紙絵の技法で制作した青、緑、黄色3色のステンドグラスに陽が差し込むと教会の白い床と壁にその色が映し出されます。シンプルな内装のためその光が際立ち非常に美しいのです。

また、冬の午前11時頃がとりわけ美しいとマティスは言っていたそうです。

 

私は過去に2回この礼拝堂を訪れたことがあります。

一度目は学生時代の美術研修で、二度目はどうしてももう一度行ってみたかったため、パリに行ったついでに寝台特急でニースへ行きニース中心地で一泊、翌日の朝にバスに一時間ほど乗ってヴァンスへ向かいました。

バスを降り、帰りのバスの時間をチェックしてヴァンスを一日楽しんだ後、バスに乗ろうと乗り場へ向かいました。

そうすると、私がチェックしていたのは夏時間の時刻表で、私が行った時期は冬時間だったためバスはもうなくなっていました。

帰る手段を無くし、次の日の早朝に飛行機でロンドンへ戻らなくてはならなかったため非常に焦りましたが、なんとか信頼できるタクシーを見つけニース中心地へ戻ったことがあります。

 

そんな大変な思いをしなくても今回の展示ではヴァンスの礼拝堂を体感することが出来ますので、気になる方は是非行ってみてください。

 

 

 

執筆者:N.M

 

 

 

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