1.一次エネルギーとは?
「一次エネルギー」とは、石油、石炭、天然ガス、水力、風力、太陽光など、自然界から得られる変換・加工される前のエネルギーをいいます。
一方、建物で使用される電気や都市ガスなどは、一次エネルギーを変換・加工して利用しやすい形にした「二次エネルギー」です。
2.一次エネルギー消費量とは?
一次エネルギー消費量とは、住宅や建築物で使用する電気・ガス・灯油などのエネルギーを一次エネルギーに換算し、合計したものです。
住宅や建築物では、電気は「kWh」、都市ガスは「㎥」など、使用するエネルギーによって単位が異なります。
そこで、それぞれのエネルギー使用量を一次エネルギーに換算することで単位を統一し、建物全体でどれくらいのエネルギーを消費しているかを比較できるようにします。
この換算後のエネルギー量を「一次エネルギー消費量」といい、一般的に「MJ(メガジュール)」や「GJ(ギガジュール)」で表します。
3.住宅の一次エネルギー消費量の算定対象
住宅の一次エネルギー消費量は、主に次の用途ごとに算定します。
暖房・冷房・換気・照明・給湯・その他(家電・調理等)
それぞれの一次エネルギー消費量を計算し、合計することで住宅全体の一次エネルギー消費量を求めます。なお、家電・調理等の「その他の設備」のエネルギー消費量も一次エネルギー消費量には含まれますが、BEIの算定では除外されます。
また、太陽光発電設備やコージェネレーション設備などのエネルギー利用効率化設備を採用している場合は、それらによるエネルギー削減効果も考慮します。
例えば太陽光発電設備を設置している場合、発電した電力のうち住宅内で利用される分などを一次エネルギーに換算した削減量として、住宅の一次エネルギー消費量から差し引きます。
そのため、太陽光発電設備を設置することで、住宅の一次エネルギー消費量を削減し、省エネルギー性能を高めることができます。
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