だんご

2018年2月15日 更新

年が明けてあっという間に一か月半が経ちました。
お正月からはじまり、成人式に節分、
昨日はバレンタインデー、
今日2月15日は旧暦の大晦日、
季節の行事がたくさんありました。

 

少し前になりますが
お正月が終わると子どもの頃に
団子さしをしたことを思い出しました。

 

団子さしはミズキの木に団子と
鯉や小判などのふなせんべいを飾るものです。
色を付けた団子を丸めるのがとても楽しかった記憶があります。
写真は今年親戚のおうちで飾られたものです。

 

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意味を考えずに毎年飾っていましたが
雪の季節に家の中を華やかにし、
豊作や家内安全を祈って行うもののようです。

 

この行事、私の地元では団子さしといいますが
地域によって呼び方は異なるようです。

 

飾る団子を作るのに今は団子の粉を使いますが、
昔は米を石うすでひいたものを
団子にしていたんだと祖母が話していました。
「二十日(はつか)の風にさらすな」
との言い伝えがあるそうで、
1月19日には団子を木から外し、
水にうるかして柔らかくした団子を
お味噌汁などに入れて食べていたそうです。
私はお揚げにしてもらっていました。懐かしいです。

 

実家を離れてから季節の行事は
あまり意識することはありませんでしたが
昨年子どもが産まれて意識するようになりました。
これからは季節の行事の意味を考えながら
そのときに作れる思い出を大切に
面倒がらずに楽しんでいきたいなと思います。

 

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執筆者
K.O

 

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