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ロンドン建築(ミュージアム編)

2018年2月19日 更新

最近何度かロンドンに行く機会がありました。

 

街を歩いていると新旧様々な建築が混在していて面白いです。
最近は再開発しているエリアがたくさんあり、どこもかしこも工事中で、新しい建物がたくさん建てられています。

 

数年後はだいぶ街の雰囲気が変わりそうな気がします。

さて、今回はミュージアム編で幾つかご紹介したいと思います。

 

Tate Modern
写真1

 

 

     写真2

 

旧火力発電所を改築した2000年にオープンした近現代美術館です。
(Tateギャラリーの分館でもあります)
元の発電所の設計は、赤い電話ボックスの設計をしたSir Giles Gilbert Scottの設計で、スイスの建築家コンビのHerzog & de Meuronが再設計し改築されました。
中のタービンホールは巨大で、期間限定のアートが展示されています。

 

     写真3

 

また、テムズ川を挟んで向かいはSt.Paul大聖堂で、数年前に完成したSwitch Houseの展望台からは素敵な景色を眺めることが出来ます。金・土曜日は22時まで開いているので夜景を楽しめます。

 

写真4

 

この前この展望台から川の反対側を見てみると変わったビルがありました。
The Blue Fin Buildingといるビルだそうです。

 

写真5

 

大英博物館(British Museum)
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大英博物館の中に入るとすぐにグレート・コートを見ることが出来ます。
このグレート・コートはイギリスの建築家Norman Fosterの設計です。
彼の作品はロンドンにいくつかあります。
写真の円柱部分は図書館になっています。

 

自然史博物館(Natural History Museum)・ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)
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写真9

 

 

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子供たちに大人気の博物館で、恐竜から鉱物まで膨大な自然史に関するものが展示されています。
展示物はもちろん楽しめるのですが、なんといってもこの建物が素晴らしいのです。
Alfred Waterhouseのデザインでロマネスク様式建築です。
中の装飾をよく見るとも猿や猫などいろいろな装飾がされています。

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自然史博物館の隣にはヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)があり、こちらは様々な工芸品が展示されています。ウィリアムモリスルーム(カフェ)と入ってすぐに見ることが出来るシャンデリアが素晴らしいです。

 

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写真13

 

 

    写真14

 

 

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デザインミュージアム(Design Museum)
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写真17

 

2016年11月にテムズ川沿いからケンジントンへ移転しオープンしました。
コンランショップのテレンス・コンランが創設し、新館は旧コモンウェルス・インスティチュート(英連邦協会)の建物を5年かけて改装したそうです。
改装した経緯の写真が展示されていました。
3フロアが吹抜けになっています。天井部分も素晴らしいのですが建物が大き過ぎてうまく写真が撮れませんでした。

 

 

おまけ
    写真18

 

 

    写真19

 

工事中の写真は2018年2月10日のビッグベンです。
再び美しいゴシック建築を見られる日を楽しみにしています。

 

 執筆者

 N.M

 

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