DIY

2021年5月19日 更新

 早いもので入社5年目N.Oです。今年も昨年同様ウィルス禍でのステイホームGWでしたので、数か月前に購入したハンドドライバーに活躍の場を与えるべく、今年は、簡単な家具の制作、いわゆるDIYに挑戦しました。

 

 DIYというと、某IKEA様や通販などで購入したものを組み立てる程度のことはありましたが、自分で材料を選定、調達し組み立てることは、それこそ、学生時代以降はありませんでしたので、作る楽しみはもちろんですが、一方で、工具等で身体や家を傷つけて入院したり、隣家からクレームが来ないか、材料や段取り不足でいわゆる「現場が止まる」ことが無いかなど、妙な緊張もありました。

 

 さて、今回、制作に挑戦したのは、「①カップボードに置きたいコの字棚、②コンロ前の無駄スペースを便利スぺースに変える調味料ラック、③小さな隠れ家付き猫の爪とぎ」の3点で、上記の①→③の順に難しくなるかなと想定して、①から準備運動を兼ねて作りはじめました。

 

 制作に入る前に、材料の調達ですが、材料は一部をのぞいて、ほとんどは近所にあるホームセンターで購入しました。そこでは、有料ではありますが寸法等を指示すれば、購入した木材をその場でカットして頂けるサービスがあるので、加工してくださる従業員の方と相談しながら、多少大げさですが、カット後のイメージを共有したり、工具をお借りしたりして利用致しました。

 

 前置きが長くなってしまったので、ここからは写真を使って一気にいきます。まずは、「①キッチンのコの字棚」の材料、作業途中、完成写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 これは合板を金物で接続するだけで、特に特筆すべきことはありません。金物で4か所の接合するのみなので、この写真を見た方におそらくツッコまれるであろう、横揺れ対策はどうするの?というご質問に対しては、本来ならば、鉛直ブレースを背面に入れたいところだが、今回は、使用箇所が鉛直荷重のみの支持だけを想定しているのでつけませんでした、という審査対応的回答を残して次にいきます。

 

 続いて、「②調味料ラック」の材料、作業途中、完成写真です。

 

 

 

 

 

 こちらは、2x4の柱に金物で棚をつけるだけなので簡単でした。2x4の柱の上下についているブラウンの物体は、高さ調整用のバネがついた便利アイテムです。このアイテム、ある程度の高さ調整と固定ができるため、摩擦力により横揺れを防げます。2x4材を高く(長く)すれば、例えば、部屋の床と天井で突っ張りにして大きな棚も作れてしまうという、おすすめ商品です。

 

 最後は、「③小さな隠れ家付き猫の爪とぎ」です。 

 

 

 

 

 

 

 これだけ、都合により制作途中の写真がありません。実は、角度とつけて正面の板と側面の板を留め付けるビス止め用の下穴の位置を、合板同士で正確に合わせるのに苦労したためで、写真を撮る余裕がありませんでした!私には、家は建てられないな。。。  

 そして、一見爪とぎに見えませんが、それもそのはず。実はこれで完成ではなく、正面の斜板に、爪とぎ用の麻シートを取り付ける工程が残っております。そのシートで爪とぎをしてもらうのですが、とりあえず、猫さん的には、板の角でもガリガリしていたので、しばらくはこのままの予定です。その板の裏側に、休憩するスペースがあり、側面の丸窓や裏側から自由に行き来することが出来ます。写真では先約がいるようで、ちょっかい出していますね。

 

 以上が、GWのDIYレポートでした。材料加工はしていないので、DIY入門編でしたが、やり終えたときの達成感というと、夏休みの工作課題を全て片付けたときの感覚に近いものがありました。中でも、完成して一番嬉しかったのは、②のキッチン棚。料理中のキッチンは何かと散らかりやすいので、この棚のお陰で作業しやすく、また、ぱっと見た感じで、きれいに整頓整頓されているかのような錯覚すら覚えるので、とても満足しています。

 

 今回のDIYで、仕事で良く指示する構造用合板24mmは相当な厚さであること、横揺れ防止にブレースなどの鉛直構面の必要性、SPF材の柔らかさ、いかに重さを感じさせずに物を支えるかという構造美など、手を動かしたゆえに感じる事や考えさせられるものが数多くありました。ちなみに、加工して余った端材は持ち帰ることができるので、その端材を使って、今度はノートPC用の台座を造ろうと画策中です。

 

 

 

 

 

 

 

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