新年あけましておめでとうございます。
入社4年目のA.Wです。
気付いたらもう年末かと思いきや、あっという間に年が明けてしまいました。
昨年も色々なことがあったなぁ~と、1年を振り返っている方もいらっしゃると思いますが、
私もこの場を借りて、夏に行ったある場所について振り返ってみたいと思います。
以前のブログで、宮城県の南三陸町に行った時のことを書かせていただきましたが、
去年の8月にまた行ってきました。
震災で大きな傷跡が残った地域ですが、新しい施設も出来ており相変わらず活気づいた様子でした。
その際に私が見てきたものについて、少しだけご紹介させていただきます。
まずは南三陸さんさん商店街に隣接する「中橋」です。
設計は建築家の隈研吾氏で、デザインとして木材が使われているのが特徴的ですね。
ちなみにこの橋は、夜になるとライトアップされるようで幻想的な姿を見せてくれます。
昼と夜の様子を撮った写真がこちらです。
続いて、こちらも商店街に隣接する施設で、「道の駅さんさん南三陸」です。
撮影時はまだオープン前で中には入れませんでしたが、震災伝承施設と観光交流施設、交通拠点施設が一体になったものらしいです。
10月にオープンしたそうなので、また来た際には立ち寄ってみたいですね。
ちなみにこちらも隈研吾氏の設計だそうです。
続いては少し足を延ばして、別の場所で見てきたものをご紹介します。
気仙沼市にある「氷の水族館」です。
こちらは海の市という施設の中にあるもので、氷の中に様々な魚の姿があったり、氷の彫刻が展示されていたりしました。
中は-20℃の極寒の世界なので、無料貸し出しの防寒着を着て入りますが、顔や足が冷たくなってくるので長居は出来なさそうです。
ただ本当に綺麗な光景が広がっているので、一見の価値はあるかと思います。
最後はまた南三陸町に戻って、震災関連の施設についてご紹介します。
こちらは南三陸町震災復興祈念公園内にある、防災対策庁舎と名簿安置の碑です。
防災対策庁舎は震災遺構として県が2031年まで管理しているそうですが、2031年以降、保存するか解体するかはまだ決まっていないようです。
建屋の周囲に手摺が設置されていますが、すぐ目の前まで行くことが出来ます。
TVなどで見た方も多いのではないでしょうか。
名簿安置の碑は震災の犠牲となった方々の名簿が保管されているそうで、丘の頂上に設置されています。
ちなみに写真を見ると文字が入っていますが、
「いま、碧き海に祈る 愛するあなた 安らかなれと」という碑文が入っていました。
前回訪れてからちょうど3年後に来ましたが、新しい施設が出来ていたり交通インフラの整備がかなり進んでいました。
以前に比べればアクセスもしやすくなっているので、観光や美味しい海の幸を食べに、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
執筆者:A.W
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