由比ちゃん由比ちゃん、
また聞きたい事があるんだけどいいかな!
健三おじさん、勉強熱心で良いですね!
今日はどんな質問ですか?
2x4 工法について調べていたんだけど、2x4 工法には「まぐさ」
っていう重要な部材があるんだね!
これにはどんな役割があるの?
「まぐさ」は、扉や窓の開口上に水平に取り付ける部材のことで、
上からの荷重で開口が潰れないように支える目的があります!
このまぐさを支える縦材は「まぐさ受け」と呼びますね。
軸組工法には「まぐさ」って無いの?
もちろんありますよ!
ただ、軸組工法は上からの荷重を胴差しや梁・桁が受け、
それを開口部の近くにある柱が受けることで、まぐさ自体には
大きく負荷がからないので、あまり重要ではないんです。
へー、そうなんだ!
じゃあ 2x4 工法の場合、大きい開口には
大きいまぐさが必要ってことかな?
その通りです!
スパンの大きい開口や、上からの荷重が乗る開口には負担が
かかるので、サイズの大きいまぐさと、それを支えるだけの
まぐさ受けが必要になる、ということですね。
まぐさが必要な箇所に垂れ壁を設けたくない場合や、
必要なまぐさサイズを納められない場合、
上部の梁で荷重を負担するという方法もありますよ!
確かに、部屋の真ん中に垂れ壁があったら嫌だなぁ…
そんな時に使える方法ってことだね!
納まり上難しい場合もあるんですけど、出来るだけプランに
合わせて臨機応変に対応したいと思います!
こちらにも解説記事がありますのでご覧ください。
今回は 2x4 工法にスポットを当てた資料です!
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用語解説 より
Branch(ブランチ) -「仕事」に役立つ構造読本- より
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2x4 工法と軸組工法では構造計算で使用するソフトも違うので
その辺りも調べてみると面白いかもしれませんね!
池田さん、いつもありがとうございます!
後で読んでみます!
まぐさは重要な部材ということが分かったでしょうか!
まあ、必要ない部材なんて無いんですけどね…
もちろん、ばっちりだよ!
軸組工法と 2x4 工法の違いも分かったけど、
これはまたどちらが良いか迷っちゃうね…
せっかくですし、これからもう少しそれぞれの工法について
詳しく勉強してみましょう!
次回へ続く・・・
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さぁ!ここからは今月のクイズです。
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応募締め切りは11月20日(月)です。
さて、今月の問題は・・・
【Q】開口上部の水平材で、上からの荷重を支える部材は何?
① まぐさ受け ②まぐさ ③頭つなぎ
※ クイズの応募は締め切りました ※
第5話のクイズの答えは「①スパン表」でした。
沢山のご応募ありがとうございました!