由比ちゃん、また教えてほしいことがあるんだけどいいかな！
以前、耐力壁の量とバランスについて教わったけど
そもそも耐力壁ってどんな種類があるの？
健三おじさん、いい質問ですね！！
耐力壁はまず大きく分けて、面材と筋交いに分けられます。
その他にブレース系の耐力壁や制振装置など
㈱BXカネシン：EQ GUARD 詳しい製品情報はこちら
耐力壁といっても様々な種類が有りますよ。
用途や設置場所に応じて使い分けますね。
へぇ～色々な種類があるんだね…
構造的にはどんな違いがあるの？
大きく違う点として「壁倍率」が違います。
壁倍率？また難しそうな専門用語が出てきたね…
壁倍率は水平方向の力に耐える耐力壁の強さを
数値化したものになります！！
数値が大きいほど地震や風に強い壁ということになりますよ。
吉坂さん、こちらに私が作成した耐力壁についての
解説記事がありますので、良ければ参考にご覧ください！
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用語解説 より
木造軸組工法の耐力壁 ～平成30年 告示の改正がありました～
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池田さん、ありがとうございます！
ん？同じ面材で厚さも同じなのに壁倍率が違うの？
その他の詳しい記事はこちら
おじさん鋭いですね…
面材耐力壁の耐力は釘のせん断によって決まってくるので
構造用パーティクルボードや構造用MDFは同じものを使っても、
留め付ける釘の間隔によって壁倍率が変わってきます。
じゃあ、壁を減らしても、釘の間隔を狭めて
耐力壁の倍率を高くすれば大丈夫ってこと？
おじさんの言う通り、耐力壁が偏っている場合は
高倍率の耐力壁を耐力壁の少ない側に設ける場合もありますね。
ただ、高倍率の耐力壁を使う場合は
その力を伝達できるような金物や、基礎が必要になります！
構造的には偏りが無いように配置することをお勧めしますよ！！
なかなか構造と意匠のバランスをとるのは難しいね…
もっと勉強して理想の家を作るぞー！
次回へ続く・・・
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さぁ！ここからは今月のクイズです。
答えが分かった方は下記応募フォームから応募してください！
正解者の中から抽選で5名様に新ノベルティ
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手帳に便利な消せるスタンプです！
応募締め切りは12月20日(水)です。
さて、今月の問題は・・・
【Ｑ】水平方向の力に耐える耐力壁の強さを数値化したものを一般的になんという？
① 垂直構面 ②壁強さ ③壁倍率
※ クイズの応募は締め切りました ※
第6話のクイズの答えは「②まぐさ」でした。
たくさんのご応募ありがとうございました！
