2014年6月13日 更新
5月の終わりに、はぜもみじあせのかおみせ という歌舞伎をみてきました。
別の名前では、伊達の十役ともいうそうでうす。
市川染五郎さんが、一人で10人分の役をこなすというもので
タイトルもそこから来ていると、開幕してすぐに説明があります。
良い人、悪い人、男性、女性・・・全てを一人で演じて、殺陣のようなシーンもあるのですが
その途中で入れ替わったりと、とにかくあっという間に役が入れ替わり
複数のストーリーが同時進行していきます。
手品みたいに早いです。衣装も髪型もぱっと変わってしまうので、同じ人って分からない時があったのですが
大向こう(サッカーのサポーターのような・・・)の人が、タイミングよく、「屋号」を呼んでくれるので
今変わったんだ、とか今が見せ場なんだ、とか見ているうちに段々わかってきて、とても楽しいです。
歌舞伎では、悪役は青い隈取、正義は赤い隈取と見た目で善悪が分かるようになっているので、
セリフなどが理解しきれなくても、なんとなく内容はわかって楽しめました。
今度は予習して、みに行きたいと思います。


