トップページ > スタッフブログ > Brexit(EU離脱)前のロンドン

Brexit(EU離脱)前のロンドン

2019年3月14日 更新

日本でも最近よくニュースで報じられているBrexit(EU離脱)もカウントダウンが始まったよう

ですが、本当に3月29日となるのでしょうか?今日(3/12)も議会で否決されていました。
先日BBCのニュースを見ましたが、大きな影響があるのかどうかいろいろな人の意見が出ていましたが、そこも結局分からないようです。

 

この数年ロンドンは建設ラッシュで、テムズ川周辺は工事ばかりです。
日本の企業もBBC跡地(建物は再利用もしているそう)のエリアの再開発をしています。
日本でいうマンションも郊外にたくさん建設されているように感じます。中心部から電車で30分程のColindaleという駅の前の新築マンション価格を見ましたが、2LDKで7500万円ほどでした。確かに素敵なのですが、なかなかのいいお値段ですね。

この前の年末年始はロンドンの金融街シティに滞在しました。このエリアは新しいビルがどんどん増えています。新しいビルはとにかくガラス張りが多いです。多分ほとんどそうです。

その中のいくつかを紹介します。ちなみにこれらのビルはそれぞれを形容した愛称があります。

 

・30 St Mary Axe
愛称はThe Gherkin、ガーキンとはイギリスでピクルスのことです。
大英博物館のグレートコートやロンドン市庁舎などの設計を手掛けたノーマン・フォスターの設計です。
ほぼオフィスですが、レストラン・バーも少しあります。
将来、このビルの隣にノーマン・フォスター設計のThe Tulipというビルが建設されるかもしれません。
昨年計画をロンドン市に提出したそうなのですが、チューリップ型のビルを是非見学してみたいです。詳細はFoster + PartnersのホームページまたはThe Tulipのホームページで見てみて下さい。

 

 

・20 FENCHURCH STREET
愛称はThe Walkie Talkie(トランシーバー)
最上階にはSKY GARDENという入場無料の展望フロアがあります。入場はチケット制で、すぐに予約が埋まってしまいますが、朝7時から11時まではチケット無しでも入れます。ただ、この前は7時頃行ったのに鍵を持った人が来ていなかったため8時まで入れませんでした!(こういうことはよくあることですが)
ここでの良い眺めと朝食はなかなか良いものです。

 

 

・Leadenhall Building
愛称はCheesegrater(チーズおろし器)
リチャード・ロジャース設計のオフィスビルです。
どちらが正面なのかはわかりませんが裏側?のスケルトンのエレベーターをぼーっと眺めているのが好きです。斜め前には名前を知らないのですが、ガラス張りの変わった形のビルも完成しました。

 

 

 

 

新しい地下鉄のElizabeth Line(Cross Rail)も当初昨年12月にロンドン中心部開通の予定でしたが結局延期となり今年秋になるそうです。これが開通するととても便利になるので楽しみにしていたのですが残念です。本当に秋に間に合うのかもわかりません。

いろいろと先が見えないロンドンですが、街の変化を楽しみたいと思います。

おまけ
2019年1月1日のビッグベンです。完全に足場に覆われています。

 

執筆者

 N.M.

 

cta1 cta2 cta3
ページの先頭へ