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-第2話- 耐力壁の量とバランス

2023年6月20日 更新
健三

由比ちゃん、新居の間取りを考えているんだけど、

窓がたくさんある開放的で明るい家にしたいと思ってるんだ!

南側が全面窓の家なんてどうかな!

由比

健三おじさん、それは気を付けないと

壁量不足や偏心率がNGになりますよ…

健三

壁量?偏心率?難しそうな専門用語が出てきたね…

由比

地震や風による水平方向の力に建物が耐えられるように、

筋交いや構造用合板を貼った壁の事を「耐力壁」と言うんです!

その耐力壁の必要量「壁量」を計算で求めます。

健三

じゃあ、その耐力壁がとにかく多ければ良いのかな?

由比

耐力壁は量だけでなく、配置のバランスも大切なんですよ!

これも計算で求めるもので「偏心率」と言います。

池田

由比くん、良い説明だね!

では、図を用いて少し補足をしようか。

 

 

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建築基準法施行令第 46 条第 1 項では、

“木造建築物にあっては、すべての方向の水平力に対して安全であるように

各階の張り間方向及びけた行方向に耐力壁を釣合い良く配置しなければならない”

と定められています。

 

 

上図左側は耐力壁の配置バランスが悪い例を示しています。

対して、右側の図は左側と同じ耐力壁量ですが、とてもバランスよく耐力壁が配置されています。

左側の建物のように耐力壁の配置バランスが悪いと、水平力を受けた時に建物がねじれて倒壊する恐れがあります。

そうならないために、「耐力壁はバランスよく配置すること」としています。

 

(用語解説:第 46 条 構造耐力上必要な軸組等(1)より)

 

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由比

池田さん、解説ありがとうございます!

何事もバランスって大切ですよね。

健三

色々考える事があるんだね~

開放的な家にはしたいけど、強い家にもしたいなぁ…

よし、もう一度間取りを検討してみるよ!

由比

せっかくなので色々勉強しながら考えていきましょう!

健三おじさんの新居、楽しみにしてます!

 

 

次回へ続く・・・

 

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由比

さぁ!ここからは今月のクイズです。

答えが分かった方は下記応募フォームから応募してください!

 

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応募締め切りは7月20日(木)です。

 

さて、今月の問題は・・・

 

【Q】水平方向の力に建物が耐えられるように、筋交いや構造用合板を貼った壁の事を何という?

 

①支持壁   ②間仕切壁   ③耐力壁

 

 

※ クイズの応募は締め切りました ※

 

 

由比

第1話のクイズの答えは「①2×4工法」でした。

沢山のご応募ありがとうございました!

 

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