由比ちゃん、この前は天窓や吹抜について教えてもらってから
屋根について調べてたんだけど、もしかして屋根の仕上げ材で
構造計算が変わったりするのかな?
健三おじさん、鋭いですね!
その通りで、屋根の仕上げ材は瓦などの「重い屋根」と、
スレートなどの「軽い屋根」の 2 種類に分けられるんです。
よし、僕も少し構造の事が分かってきたかな!
簡単に 2 種類と言っても、屋根材の種類によって違いますし、
太陽光パネルを載せた場合はその分重くなりますよ。
構造計算ではそれぞれの仕様に合わせて荷重を設定します。
じゃあ、屋根材は出来るだけ軽い方が良いってこと?
確かに、耐震性の面から見ると軽い屋根材の方が
良いと言えるんですけど、
耐久性・断熱性・遮音性などの違いもありますし、
最近は軽い瓦材もありますよ!
耐震性も大事だけど、やっぱり見た目も大事だね!
他にも、地域によって基準風速や積雪量が違うので、
建築地による違いもあります。
沖縄は風が強いですし、北海道は雪が多いですよね!
このような外的要因も影響するんです。
そっか、建てる場所によっても変わるんだね!
土地も色々と探してるけど、地域性も考えないといけないんだなぁ
それと、外観に関してですが、
屋根材だけでなく外壁材も影響しますよ!
サイディング、モルタル、レンガ、タイル、
その他色々な種類があって重さも違いますからね!
瓦屋根の和風なデザインも良いし、レンガを使った外壁で
洋風なデザインも好きだし迷っちゃうなぁ…
吉坂さん、こちらに私が作成した簡単な解説記事がありますので、
良ければ参考にご覧ください!
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Branch(ブランチ) -「仕事」に役立つ構造読本- より
TEC roots Vol.3 計算書 中身の解説-仮定荷重-
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池田さん、ありがとうございます!
後でじっくり読んでみます!
壁量や地震力には様々な要因が影響するので、
色々な条件を考慮して検討する必要があるんです!
もし建物荷重が大きくなっても、
その分バランスの良い間取りにすれば良いですし
その安全性を確かめるのが構造計算ですから任せてください!
由比ちゃん、頼りにしてるよ!
よし、僕ももっと勉強して理想の家を作るぞー!
次回へ続く・・・
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さぁ!ここからは今月のクイズです。
答えが分かった方は下記応募フォームから応募してください!
正解者の中から抽選で5名様に新ノベルティ
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こすると消える 3 色セットのボールペンです!
応募締め切りは9月20日(水)です。
さて、今月の問題は・・・
【Q】一般的な瓦屋根はどの屋根に分類される?
① 安い屋根 ②軽い屋根 ③重い屋根
※ クイズの応募は締め切りました ※
第3話のクイズの答えは「②水平構面」でした。
沢山のご応募ありがとうございました!


