由比ちゃん、今日もまた質問に来たよ!
前回教えてもらった耐力壁と壁倍率について
自分でも色々調べてみたんだけど、
2x4工法は軸組工法と違って筋交いは基本的に使わないんだね!
健三おじさん、こんにちは!
その通りです!目の付け所が良いですね~
2x4工法は太い柱も無いし、どうやって荷重を支えているの?
2x4工法は壁の中に決められた間隔でたて枠材を配置し、
壁の面材と釘で一体化することにより、
その壁面全体で荷重を支えているんですよ。
たて枠1本ずつが柱って感じなんだね!
基本的には455㎜間隔で配置するんですけど、
多雪地域や上からの荷重が大きい箇所は
たて枠の間隔を狭くすることもありますね。
軸組工法では柱間にある間柱は鉛直力を支持しないので、
鉛直力は壁ではなく壁の両端にある柱で支持しています。
だから2x4工法ではたて枠のサイズが同じだけど、
軸組工法は柱と間柱で違うのかぁ。
たて枠1本ずつのサイズは同じですけど、壁の端部や交差部、
集中荷重の掛かる部分は本数を増やし、
合わせ柱として強くするんです。
2x4工法には通し柱はありませんからね!
そうなんだ!
工法による違いを比較すると面白いね~
施工的な話ですけど、2x4工法ではL字部,T時部,十字部
などで、たて枠の本数や釘も決まっているんですよ。
出典:2007年 枠組壁工法建築物設計の手引
吉坂さん、2x4工法やたて枠関連のまとめ記事が
こちらにもありますので、良ければ参考にご覧ください!
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用語解説 より
・-第3話-「隣の家は青い?ツーバイフォー工法の魅力とは?!」
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池田さん、ありがとうございます!
一括りに「壁」と言っても、柱サイズやたて枠の本数と間隔、
構造計算で検討するべき事項は色々あるんです!
前回の耐力壁の仕様と合わせて考えないといけないね~
この調子でもっと色々勉強していきましょう!
次回へ続く・・・
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さて、今月の問題は・・・
【Q】2x4工法のたて枠の設置間隔は基本的にいくつ?
① 455mm ②600mm ③910mm
※ クイズの応募は締め切りました ※
第7話のクイズの答えは「③壁倍率」でした。
沢山のご応募ありがとうございました!


