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-第9話- 地震に強い柱位置とは?

2024年1月23日 更新
健三

由比ちゃん、また教えてほしいことがあるんだけどいいかな!

最近地震が多くて、色々と耐震について調べたんだけど、

直下率が低いと耐震性が悪いみたいな記事を見つけたんだ。

「直下率」って何なの?

由比

直下率は上下階で柱や壁がどの程度揃っているかの指標です!

直下率の数値が高ければ高いほど、

上下の壁や柱位置が揃っていることになります。

逆に低ければ、揃っていないことになりますね。

健三

やっぱり、直下率が高いと耐震性は良くなるの?

由比

そうですね…

直下率が低いと、

柱位置が上下階で揃っていない=下階に柱のない梁の上に

柱・壁が乗る箇所が多い、ということになります。

 

建物の重さなどの鉛直方向の力は柱を通って地盤に流れるので、

梁上に柱をのせると、柱にかかる力が

そのまま梁にもかかることになります。

適切なサイズの梁を設けないと変形する可能性が高くなりますね。

 

ただし、地震等の水平方向にかかる力に対しては

「耐力壁」で耐えるので

直下率が高いから耐震性が良いとは一概に言えないんです…

健三

耐力壁については以前教わったね!(第2話参照)

直下率よりも耐力壁の配置が適切か先に確認するべきなんだね。

池田チーフ

吉坂さん、こちらに私が作成した直下率についての

解説記事がありますので、良ければ参考にご覧ください!

 

 

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Branch(ブランチ) -「仕事」に役立つ構造読本-  より

 

Vol.73 2017年3月「『直下率』が低い間取りは危ないのか?①」

 

Vol.74 2017年4月「『直下率』が低い間取りは危ないのか?②」

 

Vol.75 2017年5月「『直下率』が低い間取りは危ないのか?③」

 

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由比

直下率も耐震性に関係がないわけではないですよ。

耐力壁が、下階柱のない梁の上に乗っている場合、

梁が適切なサイズでないと、

耐力壁が有効に働かない場合があります。

健三

なるほど!!

足場が弱いと、上に乗る耐力壁は

十分に力を発揮できないんだね!!

由比

おじさんその通りです!

耐震性をよくするには、

①耐力壁の配置

 (バランス・量が適切か)

②耐力壁、柱は負担の大きい梁になるべく載せない

 (直下率を気にすることにもつながります。 

直下率が高いに越したことはないです!)

③柱・梁のサイズが適切か見極める

 (かかる力に対して必要なサイズか?

 上部耐力壁は有効に働くか?)

の3点が大事になります。

健三

柱・ 梁のサイズが適切か見極めるのは大変だな…

実際に建てるときは構造計算をおねがいしてもいい?

由比

もちろん!!いつでも大丈夫ですよ!!

健三おじさんの新居、楽しみにしてます!

次回へ続く・・・

 

 

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由比

さぁ!ここからは今月のクイズです。

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さて、今月の問題は・・・

 

 

【Q】上下階で柱や壁がどの程度揃っているかの指標を何という?

 

 

① 分散率 ②偏心率 ③直下率

 

 

 

 

由比

第8話のクイズの答えは「①455㎜」でした。

たくさんのご応募ありがとうございました!

 

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